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山形県の名物であり、郷土料理でもある「芋煮」を希少価値のある短角牛を使って丁寧に作りました。
短角牛は酒粕を食べさせることで甘みが増し、深い味わいに育った赤身肉を使用しており、里芋、舞茸、ねぎ、こんにゃくを加えた醤油ベースの「芋煮」となっています。
隠し味に、地酒「桜川」を加え、具材やスープの旨味をさらに引き立てました。
短角牛の特徴は、脂肪分が少なく、旨味成分のグルタミン酸やイノシン酸がたっぷり含まれている良質の赤身肉です。
健康志向の高まりから、美味しくてヘルシーな短角牛肉の需要が増えています。
特に、国内和牛流通において年間1%程のシェアしかない、希少性の高いブランド牛です。
山形県においては、ここ小国町でしか飼育されていません。
そんな短角牛入りの山形名物「芋煮」をぜひご賞味ください!
・芋煮の歴史
「芋煮」の発祥は古く、1600年代半ばともいわれています。当時、最上川舟運の終点だったといわれる中山町長崎付近は、上方から酒田経由で運ばれてきた荷物の引取がおこなわれる場所だったそうです。しかし、当時は舟が到着したことを知らせる通信手段がなかったため、舟の船頭たちは荷受人が現れるまで何日も待たされることがあり、退屈をしのぐために河原で鍋を囲んで宴を開いていたといいます。船着場の近くに里芋の名産地・小塩集落があったため、手に入れた里芋と積み荷の棒ダラなどを鍋で煮て食べていたことが、現在の「芋煮」のルーツとされます。牛肉を使うようになったのは、昭和のはじめごろからといわれており、山形県の各地域ごとに味付けや具材の種類が異なるのが特徴です。
※写真はイメージです。