ふるさと納税の控除額計算方法のアイコン
分かりやすく解説

ふるさと納税の控除上限額の計算方法

控除上限額の目安額を計算する方法について、分かりやすく解説します。

ふるさと納税の控除額は、

  •  所得税からの控除
  •  住民税からの控除(基本分)
  •  住民税からの控除(特例分)

で構成されています。

ふるさと納税の控除額 ふるさと納税の控除額

控除額の計算方法

所得税や住民税からそれぞれどの割合で還付・控除されるかについて、JRE太郎さんの場合を例にしてご紹介します。

男性のイラスト
  • JRE太郎さんの場合
  • 年齢:32歳
  • 年収:500万
  • 家族構成:共働き+子1人(高校生)
  • 控除上限目安:47,000円
ふるさと納税の控除額 ふるさと納税の控除額
1
所得税 約 46,000円
+
2
住民税(基本分)約 4,500円
+
3
住民税(特例分)約 35,900円
=
合計 約 45,000円が控除に!

※ 上記の金額は全て目安額となります。具体的な計算は、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

所得税の控除額の計算

所得税の控除額 (ふるさと納税の寄付金額-2,000円)×(所得税の税率× 1.021)

所得税の控除額は、上記の計算式で決まります。
JRE太郎さんが、控除上限額目安の47,000円を寄付したとすると、所得税の控除額は下記の通りです。

所得税の控除額 (47,000円-2,000円)×(10%×1.021) 4,600円

※1.021は、2037年の寄付まで加えられる、復興特別所得税(原則としてその年分の基準所得税額の2.1パーセント)です。

※控除の対象となるふるさと納税額は、総所得金額等の40%が上限です。

※所得税の税率は、課税所得の増加に応じて高くなるように設定されており、下記国税庁のHPで確認できます。

所得税の税率(国税庁)

住民税(基本分)の控除額の計算

住民税(基本分)の控除額 (ふるさと納税の寄付金額-2,000円)×10%

住民税(基本分)の控除額は、上記の計算式で決まります。
JRE太郎さんが、控除上限額目安の47,000円を寄付したとすると、住民税(基本分)の控除額は下記の通りです。

住民税(基本分)の控除額 (47,000円-2,000円)×(10%) 4,500円

※ 控除の対象となるふるさと納税額は、総所得金額等の30%が上限です。

住民税(特例分)の控除額の計算

住民税(特例分)の控除額 (ふるさと納税の寄付金額-2,000円)×(90% - 所得税の税率)

住民税(特例分)の控除額は、住民税所得割額の2割を超えない場合、上記の計算式で決まります。
JRE太郎さんが、控除上限額目安の47,000円を寄付したとすると、住民税(特例分)の控除額は下記の通りです。

住民税(特例分)の控除額 (47,000円-2,000円)×(90%-10%×1.021) 35,900円

※住民税(特例分)の控除が住民税所得割額の2割以上の場合は、「住民税(特例分)の控除=(住民税所得割額) × 20%」で計算します。

控除上限額の計算時の注意点

医療費控除や住宅ローン控除などの税金控除を受ける場合は、上記の控除上限額が変わる場合がありますのでご注意ください。

控除上限額シミュレーション

返礼品を探す






ふるさと納税について








閉じる

ページトップ