【サドヤ】 ミュールシャトーブリヤン 赤 750ml
この返礼品について
サドヤの自家農園産カベルネ・ソーヴィニョン種を使用。フチにややオレンジを帯びた明るいガーネットの色調。外観からは熟成のニュアンスも感じられます。カシスやブラックベリーなどの黒色系の果実の香りと、樽香が複雑に絡み合い鼻腔を刺激します。複雑な香りを最後に纏めているのは、さわやかなハーブのニュアンス。今後の熟成による香りの変化が楽しみです。アタックは力強く、豊かな果実味と木樽由来のフェノール分が、味わいにしっかりとした厚みを加えています。果実由来のタンニン分と、木樽由来のフェノール分の相乗効果により、余韻もより長く、優雅に感じられます。サドヤの考えるワインは「食」との結びつきを第一に考え造られています。日本で甘口のワインが主流だった頃、「食」に合う本格的な辛口のワインを造ろうと、昭和11年(1936)精三の長男、友之助が中心となり甲府市善光寺町に自家農園を開墾し、フランスよりワイン醸造用品種の苗木を導入。昭和14年(1939)導入した葡萄によるワイン醸造に成功しました。この頃より、東京を始め外国人の多いレストラン、ホテル、また宮内庁などへワインの納めるようになります。昭和20年代に入り安定した葡萄の栽培が可能となり、昭和25年(1950)に良質なシャトーブリヤン1946年を発売。以降、サドヤの代表銘柄として「シャトーブリヤン」を造り続けています。